2011年7月23日土曜日

第3の故郷ロンドン



5年住んだ街、ロンドン。

6年ぶりに戻ってみて、変わっていたけれど変わっていなかった。

建物や新しいお店、交通機関の値上がり(笑)などなど、
目に見えるものや多少の変化はあるけれど
ロンドンの空気、人、街の存在感などは何一つ変わっていなかったから、

「なんだか自分の故郷に久しぶりに帰ってきた〜」っていう
意外な感覚だった。


そして忘れてた感覚の一つに、ここはジェントルマンの国だった!
ってこと。


駅で重たそうに荷物をもっていれば後ろの人が
さっと手を貸してくれるのは当然のことで、

3mほど離れた場所に座っていた男の人がベビーカーを押して
ドアに近づいた女性のドアをわざわざ開けに行く光景に、
ヨーロッパ初上陸の相方はビックリ。

さらに、地下鉄駅構内で大出血事件を起こしたドジな私に
通りすがりの人が

「Are you ok?」

と、何人声を掛けてくれたかわからないほど。

そのうちの何人かがティッシュやら、救急テープ、アルコール消毒脱脂綿をくれたり。

お店に入れば「Hello!」「 Hi!」と、日本的感覚ならお友達ですか?
っていう感じの挨拶を誰とでも交わす。

これこれ、私が大好きだったこの雰囲気。

ロンドンに帰ってきて、忘れかけてた大切なものを思い出せて良かった!







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